1円よりも、小さなお金
マイクロペイメントの可能性
上がったり下がったの仮想通貨、楽しんでますでしょうか?
儲かるかどうかはしらんけども、仮想・暗号通貨を触っていて、むむ!これは!と思ったのが、小さな単位のお金について。そして、その移動について。
クレジットカードの限界
僕の理解で言えば、クレジットカードというのは100円のお金のやりとりに10円上乗せする方式なんですね。
100円受け取るのに、10円払う、的な。払ってもらう人が負担しているわけで。
なので、商品の代金は、予め10円のせて、110円になる。
これが、1円受け取るのに10円払うようになると、確実に破綻する。
極小のお金のやりとり、つまり、マイクロペイメントがクレカを軸に成り立たない理由になります。
100円、1000円、1万円受け取るのに10円だから、なんとか負担も耐えられるのです。
1円よりも小さな単位のお金のやりとり
じゃあ、1円よりも小さなお金がスムーズに動くようになるとどうなるかというと、
- クリエーターの収益の確保
- Webコンテンツから不快な広告の除去
- 寄付や支援の広がるまろやかな世の中
投げ銭の精神的ハードルは可能な限り下がりまして、面白い作品を出せるクリエーターの収益はもっと安定するでしょう。
Webのコンテンツも広告主から広告をもらうよりも、コンテンツのファンから直接収益を上げられるようになれば、サイトに広告を貼る必要はなくなり、運営者も閲覧者もどちらも快適になります。
寄付や支援のハードルが下がるならば、困っている人になめらかにお金が回るでしょう。
もちろん上記は最高に上手く事が運べばの妄想であるコトは認めますが、未だ実現しないのは本当に不思議であります。
どう考えてもマイクロペイメントが普及したらいいこといっぱいあるのに、どうして実現しないのかっつーと、じゃあ何をつかったらいいのさ?ってことで。
例えば、1satoshi(ビットコインの最小単位、1BTCが100万円なら、0.01円)を誰かに送ったとして、送られた人、やっぱまだまだ困るよね? そっからまた円にするの大変だし、目減りするし。
悲観ばかりしてもしゃあないけども、身近なところでまだまだたくさんの変わったらいいな!とおもえるものがたくさんある世界に、我々は住んでいるのです。
文:シンタロヲフレッシュ