LINEの『WAVE』そこまで悪くはないよ。でも、まあ、普通

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LINEの『WAVE』そこまで悪くはないよ。でも、まあ、普通

バリスタ

に選定していただきました。✌('ω')✌

大手のみなさんがサックリしたレビューを出してくれているので、二手目としてのレビュー出しますが、普通ですよ、普通。

LINEのスマートスピーカー「LINE Clova」

タイトルにニュアンスがありすぎて伝わりづらいとは思いますが、表題『WAVE』はいろんなメディアで目にするほどには悪くはないと感じました。

最初の印象として、WAVEは充電で動くワイヤレススピーカーでした。ケーブル邪魔なんだ、生活感出るしさ。この辺のわかってるやん感、つよいよね。

  • AI Clovaが持っているポテンシャル
  • WAVEのハードとしての出来ばえ

WAVEのような広義におけるIotデバイスはいろんな切り口があって、どこに比重を置いているかで価値がガラッと変わるよね。

僕はまあ最終的には僕の趣味趣向を完全に理解しているボイスコントロールハブになってほしいので、スピーカーとしての鳴りとかはまあまあ甘い。

ゆえに、ボイスコマンドの読み取り精度とか、日本語にどういう感じでどこまで対応していくるの?というセンサーやソフトウェアのほうが気になるかな。

という、温いレビューだ。

開封からセットアップまで

とりあえずWAVE本体の設定はスマホのアプリからやる感じ。

LINE Clova

カテゴリ:ユーティリティ 記事執筆時の価格:無料 販売元:LINE Corporation リリース日:2017/08/23

  • ss1
  • ss2

App Storeでチェック!

基本同梱されているのは、本体と電源ケーブルとUSBコンセントの3パーツで、電源入れてスマホのアプリ側でwi-fiにつないだら話しかけるだけ。

それなりなリテラシーがあればサッと10分いないには終わるだろうし、実際妻戸雑談しながらで10分ほどで終わったかな。

まあ最初はこういうことして遊ぶよな。

モノとしてWAVEどうよ?

質感はわりとよいです。

箱の開き方が新体験な感じでした。写真はないですけども。

箱から取り出すとズッシリとくるんだけども、これはおそらく内蔵のバッテリーかな? スピーカーというアイテムの常識を覆す重量です。

各部の作り込み屋質感も、なかなか上等。数千円クラスのモバイルスピーカーとは一線を画す出来映え。

細かいけども、マイクとか電源のアイコンがドットラインでデザインされてたりして、小憎い。

思っていた以上に大きくて存在感があるけども、デザインとしての主張はほぼなく(光るけども)どこにおいてもスッとなじむこと請け合い。

スピーカーとしての音質

爆音でダンスミュージック聞くとかの需要じゃない限り、低音が足りないことがそこまで気になる音質でもなく。

ポップスのボーカルに最適化されている感じ。

とはいえシャリシャリする感じでもないし、イコライザとかを触らせてもらえたらもうちょい好みのバランスになりそうって感じはあります。

がっちりリスニングというよりもBGM的な感覚で使えばそこまでダメでもないです。

ポッドキャストとかラジオアプリコンテンツが対応するとちょうど良さそうな音域ですね。

将来的に文章の音声読み上げ等を予定しているだろうし、充分クリアな音質かなとは思います。過度な期待は禁物のアレです。

音声認識の精度

「クローバー」というコマンドへの反応はまあまあ良好。5回中3回は成功するイメージで。

ただ、大人の低めの声を想定しているのか、子供が呼んでもほとんど反応しません。

アメリカではテレビCMでOK Googleをハックするような案件がありましたが、これ多分いまテレビCMとかラジオで「クローバー」って呼びかけたら簡単にうちのWAVEをハックして好きな曲なを流すことが可能かなって感じ。

録音ボイスと肉声を判別する機能を付けないとこのてのIotデバイスは危険がいっぱい。

ちょっと長い文章は流石に、キツい。アーティスト指定は出来ても、楽曲を指定して聞くのは現状無理に限りなく近い感じ。

便利なん? WAVE

https://www.youtube.com/watch?v=mn4QDtOJAnI

正直このCMはズルい。音声コマンドが通りまくる未来の生活を的確に見せてる。

LINEのやりとりが出来るようになったりwi-fi経由で家電にアクセス出来るようになったらいよいよ本番って感じがしますが、現状はすぐ邦楽を流したがるそこそこ重めなスピーカーです。

正直チャットインフラとして妻とも友達とも主にLINEを使っているので、LINEの通知ややりとりに使えるとすごく助かる。

でもってSlackとかに派生してくれるとなぁー。

あと、Google、Amazonは日本語にちゃんと対応してくるのか正直不安。この辺もClovaは日本語で扱うことを前提に作られている安心感は強いです。

買いか?

まだなんとも言えないけども、この先しばらくはアップデートされていくならば10,000円は安かったなというのが正直なところ。

これよりも音質を重視するなら数万円コースかな。

とはいえ、正直LINE MUSICと一蓮托生なので、最初の6か月が終わった後、月980円をずっと払うランニングコストをどう捉えるか。

LINE MUSIC STORE

現状Iotとしては天気とか時間を取得出来るのが関の山でLINE MUSICがなければ重たい黒い物体であることは間違いないですね。

あと、大人の発音や声はよく通るんだけども、子供だと全然拾ってくれないので精度的にも機能アップされると嬉しい。

エニウェイ、

日本語が通るスマートスピーカーとしてこのタイミングで体験出来てラッキーでした。妻も子供も興味津々。

すぐにこういう世界になりますよ、きっと。

はい。

文:シンタロヲフレッシュ

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