Win機使ってたけど Touch Bar 搭載モデルの 13インチ MacBook Pro に買い換えた
3年くらい使った Win 機のノートパソコンが突然壊れまして。
なんか通電も怪しく、うーんしゃあない保証切れとるけど修理をお願いしようかなぁとサポートに問い合わせてみたら、パーツないぞ!みたいな感じ(意訳)だったので諦めました。
ノートに限らずパソコンはまあ消耗品やし、サポート切れた後に死んだら死んだで仕方ないな。なスタンスな私なのでデータ類はクラウドか自前のNASに常時格納。突然死にも大きな戸惑いはなく。
新しいパソコンはいいよねー。Lightroomとかがスって立ち上がるよね-。 pic.twitter.com/GHSQ481ZFV
— シンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) September 22, 2018
Mac にした理由
一番大きな理由はMac・iOSで動くエディタアプリの「Ulysses」を使いたかったという所でしょうか。
仕事のメモや雑記に会社支給のiMacで使い始めてその便利さに目覚め。
サブスクで月々のお金はかかるけれども、iPad Proでも同期して使っているし、ブログの下書き、原稿類、その他、雑記からの雑記がたくさん詰まってて、このままプライベート用のノートでも使えると便利よなぁと。
何それ…アプリぃ…という感じの理由やけども、だってそうなんだから仕方ないやんね。
書く、整理する、特定の条件で集める、読み返す、くっつける、切り離す、また書くに戻る。
文章にまつわるあれやこれやがいちいち全部気持ちいいエディタアプリです。
新しいパソコンをMacにした理由はUlyssesとBaer使いたかったからが理由のほとんどで。
両方サブスクやし、こればっかりはWinじゃどうしようもなかったのでアプリ作者さんサンキューだ。だが、Appleてめぇはダメだッ! SDカードスロットつけてくれ頼む。いやもう買ってもうたけどな。— シンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) September 26, 2018
Ulyssesがちょい大きめのA3的なノートだとすると、Bear は B5くらいのイメージで。iPhone、iPad、Macと全デバイスで中身が同期され(有料機能)、朱色っぽい赤のキーカラーがデザインに効いているんですよ。
どっちもマークダウンに対応してて軽い使い心地が実に便利。
ついでに言えばftpソフトの「Yummy FTP」もクラウドで接続先データを同期出来るので、パソコンが変わったからと昔のクライアントのサーバー情報を探し回らなくて楽です。
Yummy FTPはたまにセールしているので、セールで買うが吉。
Apple は環境再現が、楽
いうても新品のパソコンだけホイッと渡されても仕事できないんで。
Adobeのクリエイティブクラウドと、Mac App Storeで開発系とユーティリティー系と連絡系をホイホイとインストールすればとりあえず不自由はないこの感じ。
今回はクリーンインストールで始めたけども、タイムマシーンから書き戻せばまるまるの引越もできるから強い。
Winはあっちゃこっちゃのフリーソフトを秘伝のタレと秘伝の設定でゴリゴリして自分色に染められるけども、クローンを作るのが非常に難しい、気がするんやけどどう?
デスクトップ(iMac)とは別でノート用にタイムマシンを組んだので(RAIDのNASに)、とりあえず次からは環境書き戻すのも楽やな。
トラックパッドが気持ちよすぎるよ、入力系
キーボードとトラックパッドはノートパソコンの肝よね。
Win機はマウスなしではどうしようもないけども、Macなら精密なデザイン以外はマウスなくてもトラックパッドでなんとかなる気がする。
トラックパッドデカいし、クリック深度は読み取るし。
仮想デスクトップの切り替えや、Mission Control の呼び出しなんかのOSと連携している挙動の滑らかさよ。
ポインティングな操作はもうMacBook 素敵。
バラフライキーボードはこんなに浅い押し込みなのにちゃんと打った感じがしてて質感はとても良いなぁって思う。けども、なんだろう、これで読むための文書を気持ちよくかける気はあんまりしない。コードは問題ない。
あくまでも気持ちの問題です。なので、家では外付けのキーボードを使ってる。
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えーっと、ああ? Touch Bar? いまのところあんまり Touch Bar の良さは伝わってこないですね。こっちまで。
Premiere Pro CC とか Lightroom Classic CC のスライドバーが直感的に動かせたら気持ちいいかもしれないけども、これもそもそものトラックパッドでスイーンと滑るように動かせるので、わざわざ手の位置変えてまで Touch Bar じゃなくてもいいか。
ああそうそう、電源ボタンなくてびっくりする。常時起動なのね。いや、いつでもスリープさせられるというべきか。
前のWinノートは何やっても電源切れなくて、カバンの中で高熱発してたこともあってその辺が壊れた理由ちゃう?と思ってるけど、パタンと閉めたらすぐ寝るこの寝付きの良さ。電源周りの躾は非常によいね。
指紋認証は……まあ……便利。くらいで。パスワード打たなくても良くなるのはいいね。指がだいたいキーの上にあるんで、手を移動させるよりパスワード打たせろよ、って3回に2回くらいは思うけど。
ポートが過渡期過ぎて残念
これはもう、Appleクレイジーやなと。
わかるよ、わかる。
これからのマシンに「アホらしい欠陥だらけの裏表でイライラするUSBソケット」なんていらんよな? それはわかる。Type-Cで映像も音声も伝送できるんだからいやもうこれでええし、なんなら電気もね、給電できますしね。ええね。
でもほら、僕が家でお気に入りとして使っているキーボード、レシーバーUSB2/3系やんか。いや、わかるよ、わかる、それは別にアップル悪くないやんな。わかるよ。どうしても外付けのキーボードやマウスがいいならBluetoothでってことですよね? わかりますわかります。
パソコン買い換えて、あー周辺機器にお金いるなーって思ってたけど、win→macは覚悟の桁が違うぜ。
usbに指すタイプのレシーバーを使うキーボードとマウスもあかんやん。
黙って銀色のwin機を買うべきやった。
でもRetinaは快適やな。— シンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) September 25, 2018
よーし写真をごりごり現像しちゃうぞ!って意気込んだ後に、SDカード刺すところがパソコンになかった僕の心境。
ポートが全部Cなのは理解できるそれはわかった、わかったけど、カードスロットはあってもよかったやん、よかったやん! あっぷるぅ。— シンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) September 25, 2018
でもこれ、Windows機だったらスロットもあったし、USB3系のポートもあったし、同じスペックで10万安かったよな。
あかん、過去は振り返ったら。出来ないコトは周辺機器でやりましょう。
周辺機器よ……
1つで全部いけてまう!ドック!的なのはどれかの機能(USBハブ、カードリーダー、HDMI変換、有線ハブ)がアカンくなったら買い換えになってしまうのが厳しいので、それぞれを別々に買いたい。
とりあえずデジカメで撮った写真をSDカードで読めないと話にならないので、カードリーダー(とついでにUSB3変換ハブ)ほんまいつも安くて助かる。
あとPD対応のType-Cケーブルも買った。
で、
勘の良い方はお察しかもやけども、結論から言って、AUKEYの46WなACアプタでは充電・給電が非常に不安定。というか、ほぼ無理でした。
▲この記事で買っている、60WでPDに対応した Type-C 出力ACアダプタを使わないとMacBook Pro 13インチは充電出来ませんでした。うちの環境では。
ちなみに、記事の中で出てくる極悪な重さの鈍器モバイルバッテリー。
60W出力対応の看板に偽りなくキッチリMacBook Pro 13インチに給電出来ました。
機器選びを迷ったら純正を買お…? という奴で、その辺お見知りおきを。
純正もなんか61Wと【60W】以上を推してきているようです。
13インチのMacBook Proを充電・給電したい場合は「60W以上」をキッチリ守ろう(泣きながら)まんまと本来の使いたかった用途でつかえないType-Cアダプタ買ってしまった。
▲AUKEYのカードリーダハブ。マイクロSDも刺さるの優秀。やっぱカードスロットはつけて欲しかったわアップルよ。
これでUSB系の外付けハードディスクやキーボード・マウスも使えるようになった。
ところでAUKEYってこんな▲「鍵」型のオーパーツ的なスプリガン的な図柄のシール入ってた? 前から??
Macの色で写真を調整出来るのは助かる
実はMacに変えてみてなにげに一番嬉しかったのは、iPhoneとかiPadで見る色で写真を編集出来ること、かもしれんねー。
Win環境で現像された写真をiPhoneに書き戻したとき、うーん微妙……ってなることもあったけど、今後はRetinaなApple色で選定現像シェアまでいける。
ぶっちゃけ新しいiPhoneで液晶OLEDディスプレイに変わってるやんと思わなくもないけども、そのへんのカラーマネジメントはまあ、Appleさんの肝というか、ブランドというか、信頼しているので頼むぞ!
どういう人にお勧めできるノートパソコンなの?
いや、え? 正直、どうやろね。
スペックを盛って、クアッドコアi7を詰める財力、そして何かしらいかんともしがたい理由で13インチが良く「13インチにこだわる人」はまず間違いなく幸せになれます。アプリとかの起動もキレッキレ。
でもほら、最近は狭いベゼルのモデルも出てるし、小さくて軽くてスペックの良いマシンは他にもあるしね。
やっぱ僕にとってのUlyssesみたいな、なにかしらスペックとかデザインとは別のアプローチからのフックがないと、ね、選ばなくてもよいのでは?
Touch Bar やポートが Type-C のみである恩恵は……今のところないね。
そんなわけで、普段Macのノート使っている人にはいっさい真新しい情報はないだろうけども、これからWinから乗り換えを検討している人は、けっこうな気合いがいるかもしれません。
いや、いいところがない訳じゃないよ、目に負担のないRetina、一定以上の水準のキーボードとトラックパッド、バックアップ・書き戻しの楽さ、iOS端末とのシームレスな連携・同期、無駄というか、継ぎ目すらないユニボディーの綺麗さ。ギュムムと詰まってるけど超絶薄く感じる全体の仕上げ。
なにより、片手で開け閉め出来る筐体バランスはどう考えても秀逸かな。
カバンからとり出し、机に設置して、蓋? モニター?をフーッと片手だけで開き、コリッとトラックパッドを突っついて起こして、手元のApple Watch で認証を突破してホームスクリーンが立ち上がったときには、やっぱりなんというか、やるやん……と、やや口角が上がってしまう自分がいます。
https://youtu.be/Ih4A0e0gTU8
MacBookのキーボード叩いて改めて思うけども、LogicoolのCraftキー、好みよ。
外付けの入力デバイスは本体変えても操作感変わらんから、いいよね!
文:シンタロヲフレッシュ
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