水出しコーヒーの美味しい季節になったね、と妻は言った
弘法筆を選ばずというのは本当に上手な人だけに通用する例外的特殊能力で、そうでもない普通の僕たちはたいていの場合は道具に頼った方がよい結果を生む。
もちろんコーヒーだって例外ではない。
美味しいドリップコーヒーを入れるにはそれなりに道具と技術が必要なのだ。
よい羊飼いには羊の知識と高いコミュニケーション能力と、なんか武器っぽい三つ叉のやつが必要なようにね。
ね?
しかし断言しよう。水出しコーヒーに技術はいらない。
なんなら赤子の手をひねるよりずいぶん簡単だ。結婚して子供をもうけるよりもずいぶんと行程が少ない。
ホットコーヒーを冷ますくらいなら、水出しコーヒーをオススメする。
関連:フィルターイン コーヒーボトルで水出しコーヒーを簡単に作るよ
おいしい水出しコーヒーの作り方
1Lの水に対し豆の量は、80-100g。
ホットコーヒー1杯(180ml)に対し豆の量が10g程度なのだから、ほぼ倍近くの豆の必要とする。
僕が持っているハリオのフィルターインコーヒーボトルは約700mlの容量。ここによく挽いたコーヒー豆を60g。
6-8時間ほど冷蔵庫で寝かせれば美味しいアイスコーヒーのできあがりである。
道具はなんでもいい。百均のお茶パックに粉を詰めて沈めたっていいだろう。ここで言いたいことは、適度な量を適度に量らなければ美味しいモノは得られないと自分ルールに刻むことである。
塩少々な記述に中指を立てるべきなのである。
お手入れは楽か?
実際は少々面倒である。
粉を取り除き、フィルターをクリーニングする必要はある。
慣れればひるむほどのことはない。
水出しコーヒーのスッキリ感にはそれだけの価値はある。
道具を揃えるとしたら?
キッチンスケールを今すぐ買おう。
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豆のクオリティーはさて置き、挽き立てが美味いのは間違いないのでミルを買おう。
どうせならグラスも洒落たモノを使おう。
Commonのワイングラスが普段使いにピッタリで、レベル高い
Commonのワイングラスが普段使いにピッタリで、レベル高い。
失敗のしようが無い 水出しコーヒー
唯一失敗の可能性があるとしたら、豆の量を計り間違えるくらいか。
その場合は、うん、ちゃんと計ろう。
コーヒーが苦手な妻が美味しいって言うんだから、美味しいんだろう。
たぶんきっと。
文:シンタロヲフレッシュ
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