週末に靴を磨いて、週初めに履いていくサイクルが気持ちいい
靴磨き、は僕の数少ない趣味の1つなのだけれども。
自分でメンテできるって気持ちいいしかっこいい
そもそも靴磨きに興味を持ったのは「長谷川裕也」さんの仕事をテレビか何かで見たのがきっかけだったと思う。
精神統一という名の娯楽には「靴磨き」が実によい * prasm
【インタビュー】靴磨き職人・<Brift H>長谷川裕也|子どもがなりたい職業に | RECOMMEND | 伊勢丹メンズ館 公式メディア – ISETAN MEN'S net
いやまあ単純にかっこいい。
ブラシを買ったり、クリームを買ったりと見よう見まね、試行錯誤を繰り返しながらそれほど高くはないけども気に入った靴を磨いていた。
目に見えてダメージを負っている靴がきれいになり、しわが伸び、いざ履く段になってツヤが出ていたりするのはなんというか、理屈を超えてプリミティブに気持ちがよい。
雑みがなくなる、クリアになる、ってのは、きっとそもそも気持ちがよいことなんだなぁと思う。
月曜、ちょっとウキウキする
どんだけ平日楽しむか、ってのが僕の最近のテーマなんだけども、お気に入りの靴がよい状態でスタンバイしている月曜は、なかなか気分がよい。
幸いにして職場の服装規定がゆるめなおかげで着るもの履くものがかなり自由。こうなってくると自分のテンションが上がる洋服を選ぶ楽しみが出てくるし、テンションがあがる洋服を着ると、やはりテンションが上がるし、仕事終わりにちょっとどこかに出かけたろかな、みたいなハリが生活に出てくる。
もっといえば、気に入っている服が似合う体の線を維持しようとか、もっといい感じに体を仕上げようとか、欲が出てくる。
欲って、よいよね
さっさと仕事を終わらせて早く家に帰る以上の欲をちゃんと平日も持っておくと、ハリが出やすい。生きてて楽しい。
欲を肯定して欲に忠実に生きるってのは、シンプルで、シンプルは好きである。できる限りいろんなことをシンプルに処理していきたい。
初めの一歩として月曜ちょっとウキウキする仕組みを週末に仕込んでおくというのは、自分的にかなり都合がいいし、靴を磨く行程がもうすでに楽しいし、そして靴はきれいになってて月曜から気分がよくて全くロスがない。
自分でメンテできるってのは、デザインとか履き心地と同じくらい重要な機能
なんだよなぁ。だから革靴とか皮のブックカバーとか皮財布とか、もう「皮」っていう素材そのものが好きである。
手をかけただけリターンをちゃんと返してくれるとか、かわいすぎて失神ものである。こんな投資があるだろうか。
いや、ない。
余談
汚れを拭いたりクリーム塗ったりする布に着古したTシャツを、的な靴磨きのマニュアルをよく散見しますが、そう都合よく着古したTシャツってないじゃない、とはいえ、キッチンペーパーでは堅すぎるしなぁと常々思ってたんだけども、
日本製紙クレシアのワイプオールが絶妙に布っぽく柔らかく、そして汚れ落としとかクリームとかの液体でもへこたれずに、そしてガンガン使い捨てられる金額で、最高捗ります。
もちろん普段のお掃除とかにも使えるし、靴磨き用の使い捨てウェスとして最強におすすめ。むしろこの記事の本論はここって感じです。
はい。
文:シンタロヲフレッシュ
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