黒いジャックパーセルと白い YOAK STANLEY【PR】
- スニーカーの思い出を語り
- YOAKという新鋭スニーカーブランドのこだわりを感じ
- コーディネートも載せてみました。
10代はコンバースだった
10代は、もしくはハイティーンはコンバースだった。
20世紀末に訪れたハイテクスニーカーブームの中、ご多分に漏れずナイキに浮気もしたけれど、根っからのオルタナ気質とグランジ魂に素直に従い、なによりも「安い」という理由でオールスターを相棒に10代を駆け抜けた。……靴だけに。
20代はあんまり覚えてないけども、30代になり多少は落ち着きたいと思った僕は、スニーカーをアップデートした。
レザースニーカーに。
白いレザースニーカーの最適解
「黒」いレザースニーカーについて、問題は解決している。
なんなら一生ジャックパーセルでもいい。
問題は、白、だ。
黒いスニーカーがあれば白はいらない? とんでもない。
白いレザースニーカーといえばあのブランドが真っ先に思い浮かぶだろうが今に至るまで買ったことはない。
白いレザースニーカーの最適解は、見つからないままだった。
YOAK STANLEY
YOAKというフットウエアブランドをご存じだろうか?
設立は2015年とまだまだ若いブランドだけれども、東京に拠点を置き「特別な日に履く靴」というブランドメッセージを掲げる新鋭のフットウエアブランド。
YOAK / ヨーク「ヨークトウキョウ / YOAKTOKYO」
普遍的なものに新しいアプローチを加えたデザインは、ジャケットやシャツに合わせる事を前提に作られています。
ジャケットやシャツに合わせることを前提に……そんなスニーカー、気にならない訳がない。
レビュー用に1足いただいたので、詳しく見ていく。
ザラッとしたテクスチャーにごく控えめなロゴ。もうすでに好みである。
今回レビュー用に選んだのは「STANLEY」というモデル。
上質な素材にこだわり、マットな質感で仕上げられた一足。
その特徴は、どこまでもシンプルに振りきった筐体デザイン。
どこからどう見ても、余計な装飾はいっさいない。
白いレザースニーカーという表記そのままの靴を体現している。
つま先の滑り止めが装飾に見えるくらい、激シンプルな筐体デザイン。
インソールにようやくブランドロゴ。靴の内側もしっとりとした触感の皮で仕上げられている。
ベロ裏にサイズ表記。MADE IN JAPANの表記を全く損なわない高い品質。
一連の撮影が終わったので、さっそく履いてみる。
YOAK STANLEY 履いてみた
日曜日のお父さん春バージョン。
白いパンツへの親和性はやはり高い。
出勤は、ジーパンか黒パンツに白シャツ、パーカー。
黒いパンツにもシンプルなスニーカーならなんなくフィットする。
ややカッチリめの打ち合わせ、ドレスコードのあるレストランあたりでも適度にカジュアル感をとりいれて堅さに外し感を注入。
なるほど、ジャケットやシャツに合うことを前提に作られたスニーカー、便利である。
無印の店員さんのようなコーディネート。
ゆるめのファッションもダルダルになりすぎずピリッとシャッキリ感が付与できる白レザースニーカー、やはり便利である。
しょっちゅうジーンズを履いているので、「ジーンズに合う」はスニーカーの必須条件。
手元にないけども、薄色のジーンズでもこれはきっとハマる。
コーディネートの詳細は、wear参照。
http://wear.jp/shintarowfresh/favorite/10826738/
靴を含めてコーディネートを組んでみて、白いスニーカーの汎用性の高さを今この記事を書きながら痛感している。
トレンド感と爽やかさを手軽に導入できすぎる。
黒ならこうはならないだろうし、秋冬だったら黒でも落ち着いてよさそうではある。
でもとりわけこの時期ならばどう考えても黒よりも断然白である。
「YOAK STANLEY」の極限までシンプルに振りきった筐体デザインが効いている。
正直、箱を開けてみてからコーディネートを組むまで不安がなかった訳ではない。シンプルすぎるかな? と。
足を通すまでは思っていた。
でも今となってはブランドアイコンやロゴが不必要な主張をしないおかげで「白い」「スニーカー」という抽象的なイメージままのコーディネートが実現する便利さと見通しの良さを感じている。
フットウエアブランドとして「YOAK」が体験して欲しかったのはこの「邪魔されない」自由な感覚なのかもしれない。
お手入れしてみた
地面と直接触れる靴だから、もちろん使えばダメージや汚れはある。
スレも汚れも全ては味になり、経年変化が楽しめるのもレザースニーカーの魅力だと思う。
とはいえパリッと綺麗な状態を維持しつつ、より履きやすくなるにこしたことはない。
紐を外し、シューズキーパーを差し込んで。
表面の汚れをリムーバーで除去。
天然素材で作られたスニーカー用の洗剤でも多分大丈夫。
汚れを落としたら、クリームで栄養補給。
買ったばかりの靴は革がまだまだ硬いので、柔らかくなじむ効果も期待。
革靴は基本的には液体によわい。
防水用のスプレーで、雨に日もダメージを抑えて快適に履きたい。
慣れれば一連、15-20分の作業。
YOAK STANLEY 雑感
ソールのクッション性は、沈みすぎず適度。
ローテクスニーカーによくある地面を跳ね返すような堅さはなく、履き心地は快適。
上にコーディネートを載せているが、体が楽でだらしなく見えないブランドやファッションが好きな僕には、靴だけが高級に見えるとコーディネートがしんどくなる。
「品質の高さ」と「カジュアルさ」の均整がとれたスニーカーは、意外と少ない。そこが大人向けスニーカーの最適解をなかなか見つけられなかった理由になっている。
シンプルに振りきったデザインに、強いこだわりとブランドの姿勢を示す意匠を YOAK STANLEY を履いてみて感じた。
シンプルすぎるかな、という心配は完全に杞憂。
コーディネートの自由さが広がる感覚がすごい。
ダメージを気にして履くのを控えるのはもったいない。
白いレザースニーカーの最適解を探していた僕には決定的な一足になった YOAK STANLEY。
春はあけぼのと、白いレザースニーカーなのである。
正直今は
https://www.instagram.com/p/BQK3xCEBDvG/?taken-by=yoakinsta
次に買う一足として、このスリッポンがめっちゃ欲しい。
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文:シンタロヲフレッシュ
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