ヘルス・グラフィックマガジンのアートディレクターは天才か!
なんかここ最近ようやく落ち着いたけども「インフォグラフィック」がヤバい!みたいなアホみたいな空気、どうなんと思ってました。
図が分かりやすいのは小学生でもわかっていることで、ちょっと無駄にグラフィカルにしてみましたテヘとかなに笑とんねん感しかなかったわけだけれども。
あ、上のぼやきは本論とは関係ないんだが。
自分の体は残念なことに擬体のように取り替えたりできないのでうまいことつきあっていかなければならないわけでして、医療や薬ってのはもっと身近であるべきなのはわかりきってはいるものの、なんとも敷居が高い。
Tarzanは隅から隅まで読んでも、家庭の医学は総スルー。こんな僕ですが。
ヘルス・グラフィックマガジンのクオリティー、すごいな
ヘルス・グラフィックマガジン|アイセイ薬局の取り組み|ご利用者さま|調剤薬局のアイセイ薬局
最初に衝撃を受けたのはデザイン。
これはもうなんというか、ただ者じゃないなと。
モナリザ meets 肌荒れとか結構な衝撃を受けました。引きのあるデザインで食いつかせて中身もいい。
成果物のお手本のような、定石をそのまま形にしたようなプロダクト。唸る。
全ページが中吊り広告!?『ヘルス・グラフィックマガジン』の作製者に聞く、熱のあるフリーマガジンの作り方
どうやら専門の広報チームがいて、バリバリのアートディレクターがいるんですね。だろうと思ったけど納得。むしろ自社で抱えるとか気合いが違うな!アイセイ薬局!
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正直グラフィックデザインのみならず、中身がまた素晴らしい。すべてのバックナンバーはPDFにて公開されています。
どうやら内々でも不真面目に見えるってことで反感もあったんでしょうけども、ほんらいリーチしなかったであろう層までも届けてしまうグラフィックの力、そして、真摯に作らないとたどり着けないレベルの軽快だけど濃い内容。
健康という鉄板のテーマに沿っているので広告との親和性もまぁ高い。印刷デザイン費や人件費を広告でまかなえているのであればこれは夢のような宣伝方法ですね。企業イメージもすこぶるよく見えます。
グラフィックデザインの問題解決能力、伝播力を確認出来て、なんかやる気をもらいました。
誰かの生活を支えて変えていけるような成果物を目指さないといけませんね、ほんと。
文:シンタロヲフレッシュ
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