α7R3のファームウエアアップデートV3.0で道具としての価値が跳ね上がった

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α7R3のファームウエアアップデートV3.0で道具としての価値が跳ね上がった

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α7R3のファームウエアアップデートV3.0で道具としての価値が跳ね上がった

先日、カメラを始めたばかりの友人に、どうして高い機材を買うのか?と聞かれまして。

ピンボケ写真にも味があることを踏まえて、「ピントを欲しい位置に早く正確に合わせるために」と、僕はその友人に伝えました。

ざっくり言って、オートフォーカスの速度はレンズに依存します。そして、フォーカスの精度は基本的にはボディー側に依存します。レンズとボディー、また、マウント変換アダプタなんかの相性も相関で関係はあるとは思いますが、概ね僕が機材を選ぶときにフォーカスの精度と速度を求めている考え方です。

撮りたい写真に対して撮影技術が追いつかない僕が、自分の理想とする写真を撮るためにカメラボディーとレンズを選んだ結果、仕方がなく高い機材になってしまったというわけで。もちろん、デザインや機能性も気に入っています。

自分が欲しい写真を撮るためには、とにかくジャスピン(ピントがバチバチに合っている状態)であることが重要でして。

僕の被写体は、主に家族、そして、花でして。

明るい短焦点や、中望遠レンズでの難しいフォーカスあわせを助けてくれる今回のV3.00アップデートは本当に捗ります。

「瞳オートフォーカス」で連想する機能のままになったリアルタイム瞳AF

今回のファームウェアV3.0は人物や動物の瞳部分に自働でフォーカスを「合わせ続けて」くれるアップデートが含まれています。

今まではシャッターを切る直前に被写体がこっちを向いていれば(さらに運が良ければ)瞳部分にフォーカスを合わせましょうという機能だったのですが、今回のファームアップデートでは、シャッターボタンを半押ししている間、ずっと、被写体の瞳部分を検出し続けてくれるようになりました。(オートフォーカスがコンティニュアスの場合)

これがまあ、嘘だろ?っていうレベルで追従する追従する。あとはお好きなタイミングでシャッターを切ればそれでよいぞと道具が言っています。

ところでファームウェアとは、パソコンやスマホのOSみたいなもので、あたらしいOSになったくらいの認識で大丈夫です。

メディアの端くれとしては、道具としての価値が跳ね上がるこの重要なアップデートをご存じない方にも伝われ!という思いで記事を書く次第です。

ILCE-7RM3 本体ソフトウェアアップデート|本体アップデート情報 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

文:シンタロヲフレッシュ

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