飛び上がった話
まあそれはそれとしてそこそこに経験を積んだ35歳の大人はそうそう飛び上がったりもしないとは思うのだけれども。それでも飛び上がったので自戒としてここに記す。
おしりとわたし
友人が激しい痔になり壮絶な体験をしたと聞いていて以来、お尻は大切にしてきた私。
職業上24時間の間の12時間はイスに座っているわけで、お尻は大事にしてもしたりないほどなのだけれども、それでもやはり職業上お尻はダメージを蓄積するわけで。
トイレで大きい方をする歳もフィニッシングでゴシゴシしたりはしない。
ウォシュレットという文明の利器を獲得した私たちのお尻は確かに軟弱になったのかもしれない。しかしそれでもウォシュレットはあの日の母のように優しいわけで。
だからというわけではないけども、大抵の母は怖い側面も持っているわけで。
結論から言うと、どうして公共の場のウォシュレットってだいたいにおいて水流の設定が最強なんでしょうか?
うかつな僕は一仕事終えてのクライマックスでたいてい飛び上がるんですけど。
さらには、コントローラー効かないタイプのトイレってどういう罠なんですか?
水温と水流の強さがどちらも「強」で、拷問なんですけど。熱い水をすごい勢いでガードの弱い箇所にぶつけるって、どうかしてませんか?
最弱設定でちょうどいい僕のお尻は、軟弱すぎるんでしょうか?
ちょっとみんな刺激に飢えすぎじゃないですか? トイレをスプラッシュマウンテンかなにかと勘違いしてませんか?
そこに山があるから? やかましいわッ。
まあね、僕のお尻がマイノリティーなんでしょうが、それでも数の暴力に負けないようにトイレを出る際には設定をフルフラットに戻すように心がけています。
中庸って、素晴らしい言葉ですね。
締めるとすれば、そこそこ経験のある35歳でも簡単に飛び上がります。ぅおわぁ!っつって。頻繁に。では。
文:シンタロヲフレッシュ
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