「コバを塗る」という紳士のいとなみ
ウイスキーも葉巻もやらない僕は大人っぽい○○に憧れる。
0カロリーのコーラ買うのにも懊悩する僕としてはなかなか大人っぽい○○にはたどり着けないけども、それでも唯一自分で大人っぽいなと感じる趣味の一つが「靴磨き」。
精神統一という名の娯楽には「靴磨き」が実によい気に入ったものを大切にするって言う精神性がもう既に気に入っているのと、単純に綺麗になるので一石二鳥。
別に高い靴じゃないけど正確にメンテナンスするって行為からは得るものが多い。行程を無視したり我流だったりすると、質の高い結果は得られないという学び。どこまでも個性ってのは基礎の向こう側に顔を出すのだなぁ。
「コバを塗る」という紳士のいとなみ
靴の表面はそこそこ綺麗になるんだけど、長く履いた靴は、コバがすれて、塗装がはげて、なんかみっともないなぁと思ってたので、塗ってみることに。
細かいメンテ用品が買えて、アマゾン素敵。
まずはシューシャイン
だいたい一回履いたらこれくらいの着用ダメージは楽勝でつくんだけど、ざっくりとでもケアしておけばまあ目立たなくなって捗る。
メンテといっても、こういう革製品を楽にケアするグッズがあるんで、活用。
靴を磨く布にかんしては
厚手のペーパータオルで。コストコにあったやつ。
ペーパータオルにスプレーを数回吹き付けて、ゴシゴシと汚れを落とす。
着用ダメージのスレとかならば、この段階でかなり目立たない。
表面のクリーニングが終わったら、ラナパーと同じ成分とうわさのケアクリームげ栄養補給。
最初はペーパータオルで塗り広げるけども
まあ、手でなじませるよね、最終的には。
手で塗れば冬場でもクリームのノビがいいです。
ここまでやればキュインとした質感に。
お好みでつま先と踵を鏡面仕上げにするもよし。
その場合はワックスを使います。
さあ、コバを塗る
本体をやっつけたので、後は気になっているコバです。
金属の先端にスポンジみたいのが付いているブラシ部分。
塗りにくいということはありません。床にインクが付かないように気をつけないと、ふとしたタイミングでポタッといきます。
塗り終わったらこんな感じ。このまま擦らずに乾くまで放置。塗装のハゲは気にならなくなりました。
インクは水性で水にはよわいので、雨のタイミングで履くと色が薄くなったり塗り直しが必要かも知れませんね。
今回のオチ
大切に履くと何年も何年も使えるし、履いた後でケアしておけば次に履くときに気持ちいい。
足下ってのは思っている以上にチェックされ評価の対象になるから、趣味を見つけたい人は靴磨き、オススメですよ。
ちゃんとケアできるって、かっこいいやん。ではでは。
文:シンタロヲフレッシュ
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