汗と涙で確信した!WordPressブログ初心者だった頃の自分に敢えて厳しめに言いたい10項目
2013年末からの宿題記事です。一度RSS配信してしまいましたが加筆して出します。
先に結論から書きますが、ブログ運営に極意はありません。「地道な更新」こそすべてです。
だとしたら、「地道な更新」を妨げる躓きがなによりも「損失」です。以下のリストは事前に知っておけば余計な修正作業から解放されたであろう10項目のリストです。
もちろん躓きから学ぶべき事も多かったのは事実ですが、
いや、事前に知りたかったわ
と、僕なら思う項目をリストアップしてます。
願わくば同じ過ちを繰り返す人が一人でも減って更新作業に専念できますように。
敢えて厳しめに言いたい10項目
- パーマリンクの意味を知れ
- 子テーマを使え
- 記事内にPHPを書くな
- ショートコード系のプラグインとは一生添い遂げる覚悟をしろ
- SEOとかそういうのはいいから、更新しろ
- お金のことは気にするな
- ライバル(仲間)を設定しろ、負けるな
- WordPress詳しい人と仲良くなれ
- そして、さっさとテーマを作る勉強をしろ
- 真似をして成長しろ、しかし自分のやり方をみつけろ、そいつが一番強い。
いくつかピックアップしますと
パーマリンクの意味を知れ
WordPressでブログを構築するなら、一番最初に、一番真剣に悩むべきは、「パーマリンク」の形式です。
ちなみにWordPressなら
http://yourdomain.com/summary/weekly/15148/←この部分。
上記を自分好みに設定することが出来ます。
ブログなるものが認識され始めたかつての昔、記事一つ一つに個別のリンクが振られることに驚いたモノです。
一つ一つの記事に個別の変わらないURLが振られたおかげで、検索エンジンはどこにどんな記事があるのか、それをインデックスし、検索結果として表示することが出来るわけです。
WordPressのパーマリンクはどの形がベストなのか~日本語URLのデメリット~ | パシのSEOブログ
WordPressのパーマリンク設定が重要すぎるのでまとめた | WordPress自作屋
なぜパーマリンクが重要なのか
というか、パーマリンクがコロコロ変わるとどういう弊害が出るのかを知っておくべきですね。
パーマリンクがコロコロ変わるとリンクを張ってもらったことがなかったことになります。
もちろんWordPressなら301リダイレクト等出来るのですが、パーマリンクという言葉を初めて知った人はとりあえず、パーマリンクの変更はせっかくもらったリンクや諸々の評価をキャンセルする行為だと憶えておけばイイと思います。
例えばSNS等でシェアされていたとしても、その数字もキャンセルされます。
WordPressならリダイレクトされるとはいえ、過度に変更をかけるとリダイレクトループに陥らないとも限りません。大抵の場合はリンクが切れたりはしないでしょうけどね。
私の失敗談で言いますと、パーマリンクにカテゴリーを含んでいます。これはコレでどのジャンルの記事がよく読まれているのか一瞬で判断できるので、気に入っているのですが、記事のカテゴリーを整理した瞬間にパーマリンクが変わります。
関連記事の精度や、ユーザーインターフェイスの刷新等で、意外とカテゴリーの整理は敢行するんですよね。
似たような記事はちゃんとカテゴリーにまとまっている方が利便性が高いと思うからです。
運営している途中で子カテゴリーが増えたり、そもそもカテゴリーを移動させるなんてこともしばしば。
このように、パーマリンクにカテゴリーを含めるといろいろと弊害があります。っていうか、ありました。
記事が増えれば増えるほどカテゴリーは整理したくなるんです。
完璧なパーマリンクの設定なんてモノは幻想ですが、WordPressでブログをするなら各々がよく考えて設定する必要があります。
上を読んでカテゴリーが含むと損しそうだなぁと思った方は、別の設定にしておいた方がイイと思います。でもデフォルトはオススメしません。理由は見た目がかっこ悪いから。
ショートコード系のプラグインとは一生添い遂げる覚悟をしろ
WordPressでブログを運営すると確実に「プラグイン最高!病」にかかります。
WordPressのプラグインはほんとに便利です。泣けます。これがあるからWordPress使っていると言っても過言ではありません。
しかし、記事内にショートコードで○○できるプラグインには気をつけましょう。
なぜなら、そのプラグインを一生外せなくなるからです。
または外すときに覚悟が必要になるからです。
プラグインの機能にはプラグインを使わなくても大丈夫なモノもたくさんあります。初心者のうちはその辺わからないので、便利なモノをありがたく使うのですが、すこしWordPressがわかってきた時に顔面が蒼白になります。
外せないから。
ショートコード系のプラグインを外せば、プラグインが機能していたときにはいろいろな働きをしてくれたであろうコードが、外した後記事を読んでくれる人には謎のコードとして記事に残ります。
個別でコレを取り除く作業は死の労働です。神を恨みます。
あんなに便利だったのに、一変、地獄絵図です。
もちろん便利に使えるコトは事実なので、この辺の機微を心得てプラグインを挿すようにした方が、神を恨まなくて済みます。
記事の中にphpを書くな!というのも同じ理由です。個別記事にphpを書くと、一括で変更出来なくて死にます。
どうにか「テンプレートを弄って対応」出来ないか、死にものぐるいで考えましょう。
そして死にものぐるいで弄ったテンプレートをWordPressのアップデートで失わないように「子テーマ」で作業することが重要になってきます。
SEOとかそういうのはいいから、更新しろ
これは精神論じゃなくて体験談です。
当ブログでよく読まれる記事は、昔がむしゃらに何も考えずに書いた記事がほとんどです。
タイトルに○○な工夫をしてとか、記事は○○文字以上が良い記事で、とかそういうことをまるで意識しなかった頃に書いた記事が結局たくさん読まれています。
テクニック以前に「自分の感動」や「疑問やトラブルが解決した喜び」なんかが自然と練り込まれていたからだと思ってます。
とびきり臭く言えば「情熱が乗っている」状態だったんだと思います。うおー!ブログ書くぞ!!オルァ!という情熱が。
もちろん勉強は大事だし、テクニックを磨くこともブログ運営のおもしろさです。
ブログ運営のノウハウ記事や本、また記事を書くためのツール等探せばいろいろあるでしょうけど、結局は更新がすべてです。
書きたいことを書きたいように書いた記事が、やはり読まれることは経験上明らかでした。
更新が止まることや、画一的になるコトの弊害をもっと理解した方がいいです。ブログの成長速度やブログのスタイルは書き出して200記事程度で決まると思っています。僕の場合この時期の体験が後にとても影響を及ぼしています。
僕の場合はブログを運営してみたくて運営し始めたし、ブログにいろんな施策を施して、試してっていう運営面そのものが楽しいため、記事そっちのけで言わば「ブログの裏側」ばかり触ってしまいがちなんですよね。
でもブログ購読者を増やしたいなら、ちょっとでも役に立ったと思われたいなら、テクニック云々よりもその前に、自分の疑問や質問、思っていること感じていることを拾い出す作業が大事だし、それらをまず言葉として残す作業、すなわち更新こそすべてに突き当たります。
なので、昔の自分よ、そしてこれからの自分、悩むな。書き続けろ。
お金のことは気にするな
コレに関しては開設当時から気にしませんでした。ある程度PVがまとまってきたら収益化を考えればいいやと思ってました。それは正解だぞ、昔の自分!
早い段階でコレを気にしてしまうと、上がっただの下がっただの、一番重要な「更新作業」に悪影響以外の何者でもありません。
もしもサクッと収益化したいのならアドセンスとにらめっこするよりも、お金を出して製品を買って、死ぬほど丁寧なレビューを書いて、Amazonのアソシエイトで収益化を目指した方がよほど建設的です。
多少収益化出来ている今の自分から言えば、アドセンス的には「記事の質」と「収益」はほぼ関連性はありません。
しかしPVと収益には密接な関連性があるので、PV数が拡大しなければ、気にするだけ時間の無駄です。
ブログ運営とはおもしろいモノで、PVが多くなればいろんな事がうまくまわります。収益化も知名度もモチベーションも、PVさえ増加すればうまくまわります。
しかしPVを上げるための一番の近道は「地道な更新作業」しかありません。一瞬だけPVを増加させる奇策は存在しても、長期的にPVを上げ続ける魔法なんてないんだぞ、昔の自分!
さらに言えば、いくらPVが肥大化してもファンになってお前の記事が読みたい!って言ってくれる人が増えなければこれほど悲しいことはないんだぞ!ほんとそう思います。
とにかく自分のやり方を見つけるしかない
ぶっちゃけブログを運営し続けて、こればっかり考えています。
真似しても真似しても、全然その人に追いつけないし、ああ、これ劣化コピーだなぁってコンプレックスばかり増えます。
勉強にはなっても武器になならないなぁと。
自分の強みなんて言葉に出来るなら誰も悩んだりしないんだよね。
1000記事2000記事、1年、5年、10年続けてそれでも自分の強みなんてわかんないかも知れない。
ブログブームなんつーのに乗っかって、ふわりと更新を続けてきたけど、ブログって「自分の強みを見つけるゲーム」なんだよなぁってのが、最近の僕のブログ論です。
「自分の強みを見つけて、信じて、やりきった奴が勝ち」ってルールの。
そんなゲームだよなぁって。
あ、しまった、これWordPress関係ないな。
とはいえ、WordPressが使えるようになれば、ブログの見た目やブログの機能に関してはオリジナリティーを確保することは可能です。
なので、WordPressに詳しい人と友達になることは結構最重要課題でもあったりします。
ゲームのルールが理解できたら、あとはトライするだけだよ
さて、残念ながら昔の自分に「ゲームに勝つ方法」を教えてあげることは出来ないんだけど、WordPressを使う上で時間を浪費せずに済む10項目なら伝えられます。もしくはWordPressブログを加速させる10項目。
- パーマリンクの意味を知れ
- 子テーマを使え
- 記事内にPHPを書くな
- ショートコード系のプラグインとは一生添い遂げる覚悟をしろ
- SEOとかそういうのはいいから、更新しろ
- お金のことは気にするな
- ライバル(仲間)を設定しろ、負けるな
- WordPress詳しい人と仲良くなれ
- そして、さっさとテーマを作る勉強をしろ
- 真似をして成長しろ、しかし自分のやり方をみつけろ、そいつが一番強い。
意味がわからない項目があった人は要注意ですよ。
知っているだけで省ける手間もあると思います。
この記事を読んで「ああWordPressだるいかも」とWordPressのオリジナリティーよりも設定で気にするべきポイントの多さに辟易したならば、無料のブログサービスを検討してもいいかもしれないですね。
更新に集中できるっていうのもそれはそれで価値かも知れません。
僕は好きですよWordPress。
自分のブログを高速でエゴサーチ出来る仕組みを作っておくと、色々捗るサーバーを移転したりなんかしちゃって、いろいろご迷惑をおかけしております
文:シンタロヲフレッシュ
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