【見たログ】なるほどと唸るが、3作目の呪縛はなかなかにアレだね『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
映画館で映画を見るのは久しぶりです。
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よし!こういう日のために、ネタばれ防止jQueryを付けたんだ!@shintarowfreshです。
冒頭から全然関係ありませんが、来月で妻のお腹が臨月です、これから先、二人だけで映画をのんびりと見られるのはいつになるやら、そういう意味に於いて、二人キリでのんびりと鑑賞する(ある意味)「最後の映画」が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』なわけで、それはそれとして面白いなぁと、内心思いながら、公開二日目、ネタばれスレを見て筋を知ってましたけど、見てきました。
当然のように面白かったです。
むしろ、筋を事前に知っていたおかげで、純粋に絵やアニメーション、セリフを楽しめました、むしろ、筋知らなかったら頭がパニックになってたでしょうね。
初めて行った映画館はコチラ。
ufotable CINEMA
ぶっちゃけ順番的には、まどマギ劇場版を先に見た方が絶対楽しめるだろうなぁと、横目で見ながら、チケットを買いまして。
結果、大満足の3作目、でした。
ただ、なんというか、「次がラスト」という、ラスト一本前の宿命というか、本来ココが一番の見せ場だと思うのですが、その点、ラストに一極集中したいんだろうなと、ラストに爆発力を温存したなと、『破』を見たときよりも満足感は若干落ちましたけど、それはそれとして、十分楽しめました。
そして、以下はネタばれですよね。
ばれたくない
人は
みちゃ、
ダメだ!
もはや人形ですらないというか、ATフィールドを発生できるし、攻撃用ハッチ自体がエントリープラグみたいになってるし、ブンダーがえげつないwww仕組まれた子供でもなんでもない、誰でも操縦できるんか、っていうか、個人的には大好きよ、ナディアとトップ2の世界観の融合というか、ほんらい巨大戦艦とかって、好きなジャンルよね、庵野の。
ミサトはよかったよね、髪型とか、NERVと戦う理由とかありそうやし。
しかしながら、14年経って新組織出来てますって、どう考えても無理があるよね、そこ(どうやって新組織作ったかとか)をキャンセルした状態で物語を始められるって、Qでむちゃくちゃ出来た一番の要因だろうと思う。
でも、ほかのネタばれスレとかでも書いてたけど、リアルタイムのエヴァの最終回自体が14年前、この14年っていうなんか中途半端な時間設定が、あのテレビシリーズ最終回から14年でQか、、、と思ったら、なんか、14年て実に面白い設定よね、ってなるよね。
どうしても物語の展開上というか、序、破、とシンジをいい感じに主人公に仕立て上げて、破のラストで最高にかっこよく描いておいて、Qでこの扱い、しかも、本人に対して特にケアなしってのは、個人的には物語の都合上かわいそうな目に遭わないと、ラストが生きないからって言う理由のみで、こんかいQでこの扱いとしか思えない。
個人的にかなり不憫だった。ミサトとか、アスカとか、トウジの妹のジト目が。
っていう、なんだろう、4作で連作みたいな背景が見て取れてしまって、まあ、これが3作目の呪縛と個人的には思っているのだけれど、そりゃまあ、3作目で4作目より盛り上げるわけにもいかんよね、でもマトリックスは2が一番すきやけどね、うん、ラストに期待しますか。物語の都合上、唯一シンジをかばい、理解し、守り続けたカオルがあっさりとビチャってなるのは、仕方ないとしても、ご都合的よね。ご都合的に追い詰められるよね。
しかしながら、綾波ユイの写真やら、マリがユイを知っている風な口ぶりとか、いろいろ話しが動きながら、ラストチラ見せしながら行く感じには、震えが来たよね。
ぶっちゃけ、すべての意味をすべて理解することは100回みてもできないと思う。
ゼーレの人達の電源切るシーンとか、意味がもう一つわからんし、ゲンドウがしようと思っている、ユイへのアプローチも、映画じゃ今ひとつ見えんし。
でもでも、ラスト、3人で赤い世界をとぼとぼ歩きながら、そして宇多田の歌が!っていうあの瞬間の祝福感、というか、充足感というか、震え、みたいなのって、他の映画じゃ絶対に味わえないよね。と、完全に心で理解できるよね。
@shintarowfreshでした。
文:シンタロヲフレッシュ
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