フルサイズのカメラが欲しい
新しいカメラが欲しい、というわけで選定。
撮像素子のサイズに関しては APS-C は Kiss X4 持ってるのでフルサイズで。
とはいえ X4 持ち歩かない理由がそれなりにデカいことなので、サイズは抑えめで。
となると、
α7 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
もうまっすぐこれという話に。
鞄に放り込んで持ち歩けばカメラのサイズはあんまり関係ないかな? と思って6Dも候補に挙がってたし、フルサイズにこだわらなければEOS M3で今のレンズ資産を生かすという手もある。キヤノン好きやし。
6D欲しいなぁってずっと思っていたけども、液晶がバリアングルじゃないのでちょっとしんどい。バリアングルはよいものですよ。
6Dしかり、フルサイズにこだわる理由なんだけども、APS-Cとフルサイズでは写りが違う。どう違う?っていわれても違う気がするとしかいいようがない。
強いて言えば、よく見る画になる。
よく見るってどこでかというと、プロベースの媒体(テレビ、雑誌、等)でよく見る画になる。思っている以上に僕らはプロの仕事を目にしているわけで、というよりも、庶民の目に触れる媒体(インターネットをのぞく)は全部プロの仕業だし、むしろプロベースの画に慣れきっている。
それなりの機材を使って写真を撮らないとむしろよく見る画にならないんだよなぁ。自分もプロみたいな写真をとっちゃうぞ! ってせっかく一眼やミラーレス買っても凡庸かつよく見る画にならないのは、結局機材の(そして腕と知識の)違いってことを痛感する。
最近はフルサイズ(とLレンズ)で写真撮る機会もあって、ああ、これこれってなるんだなぁ。個人の感想です。ボケる! 明るい! とかその辺の先の境地はもう感覚ですよね。プロの人がプロとしてプロってるのはクライアントが求める「よく見る画」をちゃんと撮れるからだよ。
機材とレンズの関係性は……
自称カメラ中級者こそ読むべき「 イラストでよくわかる写真家65人のレンズテクニック」この本がわかりやすい。
写真館の写真がどうしてクオリティー高いのかといえば、値段の付けられない腕+値段考えたら恐ろしくなる機材だからなわけで。
映像になったらもっとシビアよ。テレビ局の機材使わないとテレビ局の画にならないって断言できる。ハリウッドの画はハリウッドの機材とポスプロで作られるんだと思うよ。
これが写真の世界になるとさ、なまじプロとハイアマチュアは機材的には同じもの使えちゃうから、逆に機材の値段は関係ないだろ? みたいな宗派が登場するわけで。一部納得しつつ、趣味で撮るならどんなカメラでもいいとは思う。
最近知り合いが 6D & Lレンズで写真を撮っているんだけども、これがもうよく見る画になってる。撮って出しで(凝った現像したりレタッチなしで)もうあの画になっている。
こりゃあ、センサーサイズ(もちろんレンズも、画像処理エンジンも当然照明やら知識やらもだけれども、とりあえずサイズ!)かなり重要やなと痛感。素人に気の生えた程度なんやからAPS-Cやマイクロフォーサーズで十分。とかとても言えない。腕のない僕は機材でカバーするのがまず間違いない。
携帯性ならば高級コンデジでええやん? という話しになりそうだけれども、カメラという機械の性質(光を取り込んで光をコントロールして光を記録する)では撮像素子のサイズとレンズの口径はやはり大きい方がいい(質のいい光を集められるから)と僕は思っていて、高級コンデジでは大口径レンズと同等の解像させるのはやっぱりしんどいと思う。そこはなんというか、携帯性とのトレードオフなんだろうけども。
まあね、撮る人が撮ればチェキやiPhoneでもまともな写真がとれるのは事実だし、センサーサイズや解像するレンズへの信仰心は物欲に対する後付けな理由だと言えるけども、20万円の写真が撮りたいので20万円は払おうかと思います。欲しいレンズ全部買ったら50万円くらいにはなるでしょうけども。
高い機材を買う人は成果物(写真)の上がりに対する納得にお金払ってるわけでね。500円のカメラだろうが1000円のレンズだろうが、持ってる機材の成果物に納得しているなら何を言っても言われても無駄なんですよ。
僕は納得にお金払いたいです。
α7 II ならば……
- 重いけどまあまあちっこい
- 5軸手ぶれ補正で失敗写真減りそう、映像でも凄そう
- フォーカスがそこそこ早いので動き回るちびっ子でもいけそう
- SONYのレンズって、他と比べて実はお値打ちな気がしてきた
ミラーレスなんで連写に弱いのとファインダーが電子式なのはもう仕方がない。バリアングルあるからよし。
来月にはポチれそうなんで、凄い勢いで値崩れしないかなぁ。
物欲っす。物欲。諸行無常っす。南無南無。
via GIFMAGAZINE
文:シンタロヲフレッシュ
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