何でも解毒すればいいってもんでもないからデジタルデトックスもほどほどに毒貯め

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何でも解毒すればいいってもんでもないからデジタルデトックスもほどほどに毒貯め

バリスタ

に選定していただきました。✌('ω')✌

ブラックユーモアなんつー言葉があるけど、ブラックって何だ?

陰湿で気味のわるいユーモア。道徳やタブーにわざと触れるようなユーモア。 …

via.ブラックユーモア とは – コトバンク

ブラックジョーク – Wikipedia

知りたかったのはなんで「ブラック」「黒」なんでだ?って事だったけど、それは初めて言った人や名前を付けた人に聞かないとわからないか。

タブー(闇)転じてブラックってとこかな。ネガティブ(陰)転じてブラックか。個人的に解釈したら「毒」とか「自虐」あたりかしら。

知ってそうで、その実あんまりわからない言葉ってあるよね。アジェンダ、とかね。で何?ってなるね。

さてはい、「デジタルデトックス」とかいうおもしろそうな言葉に触れたので、ちょい書く。

解毒、って語感かっっこいいよね

デトックス – Wikipedia

デジタルデトックスってそもそもはan・anあたりがソーシャル疲れした女子(または今後疲れそうな人)に向けて特集を組むための「商売ワード」なんだろうけど、デジタルにどんな「」があるというんだね。

デジタル自体が「毒」なのか、デジタルの中の「毒」の部分(どこやねん)なのか。

そもそも「デジタル」ってなんや。

0と1だけからなる2進数を物理的な表現形式(電圧の高・低など)として用いるので、デジタルは0と1から成るという説明がよくなされる。しかし、はっきりと区別できる2以上の状態で表現されているデータ(例: そろばんの玉など)は、どれもデジタルと呼ぶことができる。 …

via.デジタル – Wikipedia

とはいえ、ソーシャル疲れと「毒」って奴にはなかなか密接なつながりがあると思うので、名前付けた人なかなかセンスあるなぁと思うんだけれども。

ほら、TwitterとかFBやってると、ある程度いい人をキープしなきゃとか、リア充演じなきゃとか、燃やさないようにしなきゃとか、エチケットとかマナーとか、なんというか、そういうのあるじゃない。やるのもみるのもまあまあしんどいよねって、ない?あーそー。

「毒」たまるじゃない。なるほど、的な。

僕の場合は、FBにアカウントあるけど、ほぼ何も言わない。Twitterもあんまりつぶやくこともなくなった。これは何というか、疲れた訳じゃなくて、そこに何かしら放り込むことで「満足」しちゃうのがやだって感じ。

ああ、言ったった。って、それで考えるのとかモヤモヤするのを「解消(あるいは解消したこと)」にしちゃうのが、たぶん性に合わない。むしろさらっとやっちゃうことが「デトックス」にあたってる。

それに有名人のアカウントが炎上!とかみるとカジュアルに石つぶて放り投げる道具にしか機能してなくてあららとしか思えない。

くだらなすぎて妻でも生返事かえすようなこと、だけど言いたい!ってことを書き込む場所としての需要は僕にもあるので、ほんとどうでもいいことはつぶやきます。寂しさの解消っていうよりも、息抜きか。あとやっぱりそれなりにリア充アピールしたい見栄は僕にもあるので。やっぱ抜いているのは「毒」よりも「息」だわ。

言葉にするのは野暮だけど、そういう魅力がTwitterには機能として内包されてるよね。

だけれども、思ったコトは貯めて熟成して理解するか、こうやって文章にして改めて考える方が、好きです。

そんなもんじゃ満足しないぞ!的な。だからまー、こういう感じで書いている訳です。多分。

そこへきて「デジタルデトックス」などというおいしいワードが出てきてくれたおかげで、捗ります。

20140120-001

薬や治療法に名前がついたら、お医者さん捗る的な。

しかしまあ、ブラックって奴は魅力的でおもしろい。理由はいろいろあるだろうけど、言っちゃいけないことややっちゃいけないこと「やりたい」って欲求(もしくは誰かにやってほしいって欲求)がそもそも備わっているからだろうね、人には。

テレビでもインターネッツでもどこでも「ご意見番」的な人は大々毒吐く。(ちゃんと「毒」を解釈もしてくれるけど。)

映画でも小説でも「タブー」とやらに触れまくる。

体を動かすこととか、笑うこととか、人のプリミティブな欲求に直接アプローチするから無駄に消費したり解毒したり、全部なくしちゃうよりも、ある程度貯めておきたいものです。毒。

とはいえセンス大事やなぁ。やたらめったら毒吐きまくる人みたら、ストレスたまってるのかなぁとか思うもんなぁ。抑圧されてんのかなぁとか、むしろマイノリティーであることをコンプレックスにおもってんのかなぁとか。ナチュラルな毒とエンタメな毒の違いか。殺すか生かすかの違いか。

苦しくない毒はないだろうけど、薬になる毒もあるんだろうな。

僕はビールもワインもお酒全般飲めないんだけど(おいしいと思えないのと頭が痛くなるから)、あの苦みや渋みがいいんだ!みたいな感じ?違うか。

ある程度「適正な範囲」でのストレスとかバイアスってのは必要だよなぁってのといっしょかな。

空気読みながら空気読むなっつー禅問答みたいなことになるけど。不快にさせない程度に我慢もしないっていう、むしろ楽しんでくれよなってゲームか。

デジタルデトックスの本意は疲れるモノとかストレスを感じるモノから距離をとって「毒」を抜きましょうね!なんだろうけども、距離を取って毒を「抜く」より、毒を「貯めたい」私です。

文:シンタロヲフレッシュ

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