【読了】『終物語 中』 なんだかんだであと2冊なんだなぁ
思えば物語シリーズも、あと2冊なんですね。
心待ちにしている小説が、もうすぐ終わってしまうのは、なんとも寂しいモノですが、まあ、だらだらやられるよりかわね、スパッとね。
という感じで、『鬼物語』の続き的な今回の話しですね。
時系列的には、委員長が火虎とわちゃわちゃしてるあたり。
要するに、400年前のキスショットの最初の眷属。こいつの話しね。
なんというか、元彼(最初の眷属)と、今彼(こよみん)との軽い三角関係的な、スペックの高い元彼とそこそこの今彼との、なんというか、バトル的な。
本筋そっちのけで、なんというか、生々しい話になってて、それはそれで興味深いんですけど。
事前にお伝えしておきますが、事の黒幕「扇ちゃん」やら「くらやみ」やらは、ほぼ出てきません。なので、物語はほとんど進みません。過去のネタ振りの回収ってかんじですかね。
それにしても、いまいち盛り上がらない過去の怪異大集合的な展開。大丈夫か、これ、終物語 下、期待していいのか? これ。
しかし、オノノキちゃんは上手いこと使われるなぁ。なんと便利キャラ。
僕はそこそこ神原駿河好きなんだけど、キャラが大幅になんというか、アレだよね。中盤誰?って感じになるよね。
そもそもに於いて、僕はガハラさんが好きすぎて、物語シリーズが好きなので、ガハラさんや(委員長でもいい)委員長があまり話しに絡んで来ないので、最近つまらないんですけど。
とはいえ、臥煙伊豆湖やら、斧乃木余接やら、最初の眷属やら、一応物語はキャスト大集合で収束に向かっている感じだけれども。
いつか塊で読み返したいシリーズになってくれることを切に願うよ。
終物語 下、そして続・終物語、かなり楽しみです。
文:シンタロヲフレッシュ
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