片付けが超嫌いな僕がそれでも1日10分片付けるようになった思考の経緯
片付けられません。掃除もあまり好きではありません。
そもそもにおいて、何を求めて片付けるのか、整理整頓するのか、理由がいまいち曖昧でした。スッキリするから?気持ちいいから?
正直こんな理由で僕は自分のリソースを整理に割くことは出来ません。
では、それでもなぜ、片付ける必要を身につけようと思ったのか、これはひとえに
自分の想像能力を曇らせないために
です。
順を追って説明していきます。
きっかけは日々のストレスをなくしたいこと
自覚、無自覚にかかわらず、日々様々なストレスを感じています。
室温、湿度なんかもストレスに入ります。探しものをしている時間、これもストレスです。こういう小さなストレスがなんだかんだどうしても自分に降り積もり、思考の身動きの速度を鈍らせている気がしています。
ただでさえあまりない自分のクリエイティビティーなわけですから、ちっこいストレスというサビを発生させるとそれだけで失速は必須です。
小さなストレスを忘れない
小さなストレスは解消も簡単です。しかし、簡単故に、すぐにストレスだったことを忘れ、繰り返してしまいます。忘れるとやはり再発します。
僕自身が感じ続けていたストレスは
- 探しものが見つからない
- フタ付きゴミ箱の上にものがのっていて開けられない
しょうもない。あまりにも、しょうもない。しかし、あれ?どこいったかなぁ?といちいち作業が止まる。
いざゴミを捨てようにもフタ付きゴミ箱の上にものがのっているために、いちいち蓋の上のものをどける工程が増える。
結局整理整頓するとあらゆるストレスが減るという結論にたどり着きます。しょうもない。
なんなら小学生くらいのときに得ておくべき教訓。
片付けたくなければ片付けなくてもよくすればいい
繰り返しますが、掃除も片付けも嫌いです。嫌いなことをするのはストレスです。ストレスがクリエイティビティーを後退させるのであれば、ストレスはいりません。
掃除も片付けも嫌いなら、掃除も片付けもしなくてもいい状態をキープするしかありません。
整頓されてスッキリとかほとんどどうでもいいのです。邪魔しないでくれ、頼むから、俺のことを俺よ、邪魔しないでくれ。
すてる、もどす、すてる、もどす
小さなストレスを無くし続ける方法は、捨てて、戻す、これしかないです。
不必要なものは捨てる。使ったものは戻す。ベタですが、ベタゆえの安定感。
片付ける、掃除するよりも「キープする」ほうが圧倒的に楽
小さなストレスが止めていた作業時間よりも、「キープする」ために日々使う時間のほうが圧倒的に少ない事実にたどり着きます。
一日10分で大丈夫でした。デスクが綺麗、ゴミの載っていないデスクは広く使える、この「通常」の状態だけで生産性がかなりアガるわけです。会社なら私物ではないデスクなので整理も捗るかもしれませんが、僕の場合自分の事務所ですからただ一週間何も考えずに過ごすだけで鬼のように散らかります。
散らかってしまったら最後、「通常」の状態に戻すためにかかる労力はえげつないです。
ガッチリとした明確な「目的」がそこにはあるのか?
残念ながら整理整頓するという習慣を身につけられなかった僕ですから、後は目先に餌をぶら下げるしかありません。
その餌は
生産性の向上(ストレスの撲滅)
トレードオフとして
一日10分程度の片付け
悪くない。悪くない取引です。
自分ルールを作りメンテナンスする
僕のルールは、
- すてる
- 戻す
- 目についたところからする
- 気が済むまでする
- ストレスを忘れない
- 基本的に一日10分毎日する
現状こんなかんじで小学生のようにアタリマエのことをやっております。
小さなストレスを許容したりしないよう、ストレスを感じた瞬間にそれをリマインドさせています。
そして、その小さなストレスは解消されたのか、チェックする必要があるのです。
なので、自分のルールはメンテナンスされて始めて意味を持ちます。確認がいつだって重要なのです。できているならできていることを「確認」して、そしてより正確に簡単に出来るように「調整」するひつようがあります。
メンテナンスは実は楽しい作業です。
片付けることは直接生産性やクリエイティビティーには関係ない
しかしまあ、風が吹けば桶屋が儲かるわけですから、ストレスを消せばクリエイティビティーは、錆びません。
ストレスによりダメージを明確に自覚すると、そのストレスのない状態のありがたさが身に滲みます。
そんなわけで、今事務所はある程度片付いており、エアコンも実によくききます。助かります。
文:シンタロヲフレッシュ
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