サブスク、いちばん人生に効いてるのはオーディオブックだわ

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サブスク、いちばん人生に効いてるのはオーディオブックだわ

オーディオブックは一番コスパのいいサブスク|倍速3周の聴き方

by 阿部信太郎 / シンタロヲフレッシュ 2026.7.5 約6分で読めます
サブスク、いちばん人生に効いてるのはオーディオブックだわ

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サブスク、いくつ入ってる?

動画に、音楽に、なんとかプレミアム。気づけば毎月、けっこうな額が引き落とされてる。

正直に言う。あの中で一番コスパいいの、オーディオブックだと思うんだよな。 いや、実際に仕事で効率化できているのはAI課金だけど、エンタメ・教養枠でいうなら、動画でも音楽でもなく、オーディオブック。

質のいい知識や文章は、言ってみれば、自分にない価値観や教養をちょっと借りる感じ。 で、入れたものがそのまま出てくるだけ。

言ってみれば、この教養力と言語化力がAI活用にもフィードバックされるから、実際おどろくほどロスがない。この読書(聞書)はコスパ・タイパの鬼である。

オーディオブックは、生活に溶けてる

Audibleを使い始めて、もう9年になる。

朝、起きて散歩に出る。イヤホンを突っ込んで、Audibleを流す。帰ってきてストレッチして、コーヒーを淹れて、飲み終わるまでずっと聴いてる。車に乗ったら、また流す。

「読書の時間を作ろう」なんて、思ったこともない。なのに気づけば、月に3冊も4冊も聴いてる。多い月で、7冊。

のんびりじゃない。2.2倍速で3周回す

俺もずっと、オーディオブックって「のんびり朗読を味わう優雅なやつ」だと思ってた。

白状すると、何度も挫折してる。最初は、真剣に聞こうとしてたんだよ。でも、どこまで聞いたか忘れて、巻き戻して、また最初から。その繰り返しに辟易して、やめた。

で、あるとき、取り組み方を変えてみた。逆説的だけど——真剣に聞くのを、やめたんだ。代わりに、何度も何度も流す。そしたら、あ、これやん、と。

2.2倍速で、回すやつは何周も回す。

読む、というより——刷り込む。素振りに近い。1周目はぼんやり。2周、3周で、やっと輪郭が立ってくる。

なんで3周もするのか。

だってさ。読んでも聞いても、どのみち忘れるんだよ。紙でも耳でも同じ。1回で頭に入るわけがない。

だから、全部覚えようとするのはやめた。こびりついた情報だけを、手の届く範囲ですぐ実戦する。それでいい。

昔は「ちゃんと座って、活字を目で追うのが読書だろ」と思ってた。耳で倍速なんて、ちょっとズルしてる気がして。

……でも、わかってる。あの頃、本棚の積読は一冊も減ってなかった。読書家ぶってたのは、たぶん、読んでない自分を隠したかっただけ。

邪道だと思ってたやり方のほうが、よっぽど本が体に入ってる。

小説は浴びる、ビジネス書は刷り込む

聴き方は、本によって変える。

小説は、2.2倍でも物語に連れていかれる。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、宇宙でひとりぼっちのSF。散歩しながら、最後まで持っていかれた。

ただ、声は当たり外れがある。ナレーターの声が作品の雰囲気に合わないと、ちょっとしんどい。でも、ハマったときはすごいんだ。声と朗読が物語に溶けて、紙で読むよりいい、ってことが起きる。木村佳乃さんが読む『海辺のカフカ』、あれはかなり好きだな。

あと、本人が自分のことを読むのも、別格でさ。声優の緒方恵美さんが、自分の自伝『再生(仮)』を本人の声で読んでる。あれはもう、なるほど迫力があるわけです。

ビジネスや習慣の本は、刷り込みモード。『習慣の力』『複利で伸びる1つの習慣』も、2.2倍で3周。一回で入らない前提だから、何周でも平気で回せる。

紙とは、もう別の道具だと思ってる。紙は、座って目で、一回じっくり。耳は、生活しながら、高速で何周も。

『イン・ザ・メガチャーチ』、今年の本屋大賞のやつ。ずっと気になってたのに、活字だと俺、たぶん途中で止まってた。耳で、やっと最後まで連れていかれた。

文庫本でさえ途中でくじける——わかる。俺もそうだ。その口でも、耳でなら、最後まで行けるんだよな。

話題の小説を、活字で挫折して読まないの——やっぱり勿体ないよ。

まとめ:やっぱりオーディオブックが好きな理由

明るいリビングのソファに座り、ヘッドホンを装着してリラックスした表情で音楽を聴く女性。

理由はこの3つ。

  • 散歩や皿洗いの時間が、まるごと読書になる
  • 聞いてるだけで、ちょっと得した気になる
  • 目で読むには手が出なかった本も、なんか聞いてみようかな、って気分になる

質の高い言葉を聞いて、言語化能力を高めるのが高コスパ

AIに何を頼むかも、出てきた素材やアイデアがが当たりか外れか見抜くのも、結局こっちの頭の中身次第なんだよね。出版物って多くの大人たちがビジネスとして関わっているから質が担保されている。突出した知性や才能を持った人の考え方ややりかた、ハウツーが役に立たないわけがない。

元を取る、なんて言ったけど——ほんとは「人生に効く」のほうが、近い気がしてる。

今日もながら聞き。朝の散歩で、車のなかで、2.2倍で。

これが”読書”なのかは、正直、自分でもよくわからないが、読みたかったなぁだけで終わってない分かなり前向き。本の中のことを一つでも二つでも、実践するだけで停滞感を突破出来る。

表紙を眺めて「いつか読む」と言ってた頃より、ずっといい。

紙の本も、相変わらず買っている。情報が欲しいのか、モノが欲しいのか——まあ、それはまた別の話だから。

で、もしまだ試したことないなら——真剣に聞かなくていい。ながらで、3回くらい流すだけ。それでなんとなく、入ってくる。

できれば、朝の散歩でもしながら試して欲しい。歩いてると、なんか頭まで一緒に起きてくる。この人生の貴重な朝の時間を無駄にせず使い切っている感じが、単純に気分がいい。

この記事で出てきた本(俺が回したやつ。順番に意味はない)。

文:阿部信太郎 / シンタロヲフレッシュ

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