森はどこにある?
先日、娘に訪ねられた。
「パパ、森はどこにあるの?」
答えられなかった。考えたこともなかった。
そういえば、森はどこにあるんだろう?
森……森……
まず、森に“行ったことはない”。
木がたくさんある場所? は、森か? 森だろう。
とはいえ…
こういう感じになってくれば、それはもう「山」だ。森にいったカウントにはきっと含まれないだろう。
どう考えても森とは…
平たい場所に木がたくさんあって欲しい。
せっかくイラストまで描いて林にしか見えないけども、僕の中での森は
こういう感じで。
平たい場所に急にたくさんの木が生えていて欲しい。
日本にもそんな場所があるんだろうか? あるんだろう、たぶん。
でも僕は知らない。
森のようなものはしっているけれども、森は知らない。
小学校低学年で習いそうな常用漢字さえ、上手に説明できない。
知っているようなつもりになっていることは、たくさんたくさんある。
ところで…
「森に行きたいの?」 と娘に訪ね返したら
行きたくはない。だって、熊やオオカミがいる怖い場所でしょ?
と言う。
全く同感だ。そんな怖い場所には僕も行きたくはない。
文:シンタロヲフレッシュ