バスケットボールってほんとよく出来たスポーツだなぁ

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バスケットボールってほんとよく出来たスポーツだなぁ

バリスタ

バスケットボールってほんとよく出来たスポーツだなぁと思うんですよ、ほとんどやったことないけど。

いや、よく出来てるのはルールか。

ある程度近づかないと得点は難しい。かといってゴール前だけ固めて守ると遠くからシュート打ち放題。遠くから放つシュートは難度が高いので得られる得点も高い。ボールを持って歩いちゃだめだけどちょっとはいい。なんなら手でボール持ったままゴール決めてもいい。

ゲームの難度をしっかりとコントロールしつつ、例外を折り込み、魅せる要素を残している。生き方や働きかたはもうバスケに習うべきだと思うくらい。あんまやったことないけど。

なんで冒頭からバスケの話をしているかというと、「ピボット」の話がこれから出てくからなのね。

なんでまた「ピボット」が出てくるかというと、ブーメランの話をしようと思ったからなのね。

コロコロと考えが変わる無責任な人
柔軟に考えを変えられるチャレンジャー

この違いはなんなんだと思うわけ。

つうかそもそも人の考えは変わる。変わって当然だし、変わらないとおかしい。なんなら変わらないことよりも変わることの方が全然簡単だと僕は思っている。

言い換えれば、変わらないコトは難しい。誰にでも出来ない。もっというと変わらないことを続けることは才能があってもまだ足りない。

とはいえ「変われない」こととは意味合いが少し違う。オーストリアとオーストラリアくらいは違う。

考えを変えることを「ピボットする」って言うでしょう?そう、ここで出てくるんだ。

向いてる向きは変わるけども、軸足は残ってるのね。ピボット。

向きは「変わってる」けども、軸足は「変わってない」のね。

体の向きは変わっているけども、体の向きを変える目的は変わってない。

勝つために、敵にボールをとられないために体の向きは変えるだろうさ。でもルールを破ってトラベリングするとペナルティーをくらう。

吐いた言葉が自分に返ってくることをネットでは?ブーメランだっていうけども、もしそんな評価をもらったら立ち止まって考えた方がいい。ああ、凶器を投げてたのかって。

それくらい刺さる言葉だぁ? そんなのはレトリックだ! すべて棚上げしてレトリックだと叫ぶ! 刺さらんでいいし、じんわり暖まればいいし、何年かして思い出したらいい。

やるならバスケにしろ。ピボットしろピボット。そしてダンクしろ。

トラベリングのバイオレーションを犯さずルールの範囲スレスレで鮮やかに。

人は変わるし、人の考えも変わるだろう。さてその変化よ、理屈を抜いて感嘆できるほどに鮮やかであれ。

軸足がしっかりしていればいつだって向きは変えられる。

文:シンタロヲフレッシュ

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