好きなものを語れ
人ってほら、見たいものだけ見るじゃない。
たとえば、きっといままでも折り込みで入っていたはずなのに、土地探し始めたら土地関係・分譲関係のチラシが急に目に付いたり。
でもって、最近僕がネットでよく見るのが「好きなものを語れ」なのよ。
正直わかる。わかるのよ、ルンルン気分でキーボードを叩くよりも謎の正義感を振り回し、対象が悪いものであるかのように憤り、怒りでキーを叩くときの方がカタルシスあるし、ノルのよ、わかる。
でもでも。
飲み会でさぁ、誰かの悪口だけで盛り上がって家帰ってなんも残らない感じ、あるでしょ?
仮想敵が出来るとチームとしては結託できるかも知れないけども、そんなチームダサいでしょ?
AndroidクソだからiPhone好きとか、いや、ほんとに好きなのかよって思うでしょ?
意見をハッキリ言うことは大事だし、我慢は体によくないとは思いますよ。思いますけども。僕はやめようと思いました。我慢するんじゃなくて、そこの出口にネット使うのはやめました。
アレめっちゃよかったー!
アレ買ってよかったー!
の人でいいかな。と。
もちろんレビューだと、もう一つな部分や改善が必要なこと、気に入らなかった部分をちゃんと書くことこそ読み手にとって誠実な対応だとおもうので、書くこともありますよ。
YouTuberが月の終わりに「○月の購入品」みたいな動画を出すのも、そしてたくさんの人が見るのも、ポジティブを語るからじゃないのと思う。
批評に関しては詳しい人や信頼している人に任せちゃって、好きを語っていけば良いんだな。(最近よく目にするし)と確信しているのが今。
不良が足の悪いおばあちゃんをおんぶすると今までの悪さが帳消しになって、逆にギャップでちょっと良い奴に見えたるするの、やはりズルイと思うんですよ、僕は。
実は良い奴なアウトローでもなくていいかな。
僕は。
よく目にするそれが、君の欲しいモノなのかもよ。
文:シンタロヲフレッシュ