ライフハックとライフチューン
noteにてライフハックという言葉を使ったら諸兄に突っ込まれたので、僕の考え方を少々。
たぶんそういうものではない→"ライフハックは「誰でも」うまくできそうな技術・考え方だけども" 僕の事をお洒落アナログクソ野郎と思ったら大間違いだぞ!|フレッシュさん|note(ノート) https://t.co/PJ0gAJ4FOC
— 倉下 忠憲 (@rashita2) March 19, 2016
むしろ、後者がライフハックだってじっちゃんが言ってた☞"ライフハックは「誰でも」うまくできそうな技術・考え方だけども、ライフチューンは僕の生活を好みの通り回せるように「調整」すること" / “僕の事をお洒落アナログクソ野郎と思っ…” https://t.co/6ioQ4fkoTO
— 北真也(beck)@キャピングカーMush号乗り🚐 (@beck1240) March 20, 2016
とはいえ、言葉の定義は人それぞれなので、僕はこう考えてますよって話。
ライフハックって「技術」だと思うんですよ。
「技術」とはなにかと言うと、素質と努力で「誰でも」習得可能なモノだと思ってる。
すくなくともライフハックとして世に放たれている記事や本は、ある種一般化されて、再現性のある技術だからこそweb記事や本になってるんだと思う。
なるほどねー、と思って、取り入れようと行動をおこせば、自分のパフォーマンスを上げられる。行動をおこしさえすれば、自分を変えられるから、ライフハックはすごいと思う。
落合監督の「オレ流」とか、考え方としては面白いし、学ぶべき点は多くあるだろうけども、それを自分にそっくりそのまま取り入れられるかと言えば、まあ、しんどい。
そもそもにおいて、自分しか当てはまらない考え方やノウハウが広まるわけがないし、「技術可」できる考え方や実践方法だからこそ、ライフハックって言葉と一緒に伝播していくんだと思う。
例えば、僕は、自分のパソコンはカリカリに自分仕様に仕上げてます。各種ソフトの設定を弄り、キーバインドかけまくって入力系をカスタムし、僕が使う事によって、僕の生産性を高められるように仕上げている。
僕のパソコンのカスタムは、言わば僕の為のカスタムで、部分的にはもちろん「技術・考え方」として切り出せる部分はあるだろうけども、僕のパソコンの仕上がりは、うーん、僕はライフハックじゃないんではないかと思ってる。
僕が快適である、って再現してもしゃーない部分だし。
いやいやライフハックは「そっくりそのまま」とりいれなくたっていいんだよ? むしろ人それぞれに最適化していけばいいんだよ? ってことを前提としているとしたら、それはむしろ逆に無責任じゃない?
しらんけど、って最初にいっちゃったら説得力失わない? 「こうしたら、うまくいく!しかも誰でも!」 って言える事だけライフハックと呼びたい僕ですが。これはもう言葉のとらえ方だと思うんで、わかり合えなくてもいいです。僕と違う考え方の人を否定するつもりもまるでないです。僕は。
生きづらさや、モチベーション、生産性に関して、種々問題をクリアにすべく、技術・考え方を一般化して再現性を持たせて提供してくれる人はすごいとおもうし、とても重要でありがたい。しかしながら、正直僕は他人の生産性にまで自分のリソースをさけない。持ってる仕事と自分のやりたい事と家庭とでいっぱいいっぱいっす。
他人に応用可能である事を完全に切り離して、自分を最適化すること、そういう意味合いを込めて(マイ)ライフチューンと呼ぶ事にしている。
大きくはライフチューンにライフハックと呼べる部分も含まれているんだろうし、僕がライフチューンって呼んでるやつをライフハックだと思っている人も居るって話で、それを違うとか言われても、うーん、ちょっと困る。困るんだけどもご意見はありがたく拝聴しております。ざーっす。よろしくお願いしまーす。
僕は僕を最適化していきたい。
俺チューンの旅は続く。
文:シンタロヲフレッシュ
一緒に読んで欲しい記事