クリスマスイブに萩原涼介さんの「グラビトン」読んで、なんか感慨深い
なんかねー、感慨深いよねー。
萩原涼介さんと言えば僕の好きなブロガーのRyoannaさんの本名(ペンネーム?)なわけで。
ニュートンの法則に背いて軌道を外れた二つのカプセル。レトロウイルスに秘められた生命の暗号。重力子グラビトンの不思議な力。現在の科学で判明している事実をベースに、二つのカプセルと地球の運命を描いたSFショートストーリー。あなたは絶望の中に一筋の光を見る。
好きなブログ書きがこうやって物語を出してくれるって、そして、初サンタを体験したクリスマスに読むなんて、なんつーか、感慨深い。
あ、ちなみに、うちにもサンタ来たよ。
物語自体は15分くらいで読めるサクッとした分量で、感想というか、正直よくわかんなかった。でも別にいい。100円以上の価値が当然ある。
起承転結があって、お涙ちょうだいがあって、悪代官が面白い顔で死ななくても、物語は物語だ。最後の一文を読んで脳にインプットして、ふうむっていって、Kindleをスリープにして、子どもの寝顔見て感慨深ければ、それでいい。いや、もう十分。
あの人があの人らしい文体で文章をだして、表紙の装飾(装丁)なんかも、なんか、デコデコしてなくて実にあの人らしく、すごくあの人のエッセンスをいただいた気がして、好きなブログ書き、いやもう作家と言うべきか、好きな作家が一人増えた。もしかしたら次作も次時作も読めるかもしれない。
って書いたらなんでも全肯定だと思われてもアレなんで、つまんない時はつまんないって言いますよ、ええ。なんでもかんでもすばらしいわけじゃないから。
しかしながらこういうわくわく感はいやー、久しぶり。
萩原涼介さんの次作を心待ちにしております。
僕も来年は絵本とか、4コマ漫画とかを気軽に出したいなぁ。そんな勇気もついでにもらいました。ではー。
文:シンタロヲフレッシュ
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