Sony Eマウントフルサイズ用ツァイス「55mm F1.8」の習作
α7Ⅱはレンズキットで買わずに、迷って選んだのが「SEL55F18Z」。
人間の視野角に近く標準域といわれる50mm前後のツァイスはこれ一本なので、必然的に最初の一本はこれという流れです。
最初に困ることを一つだけ
最短の撮影距離が0.5mと長く、テーブルフォトが捗りません。
近くで撮りたい人はもうちょっと広角のレンズにするか、マクロを選びましょう。
おわり。あとは不満点はありません。
防滴防塵、タフなレンズですよ
海辺や川辺、砂浜でもビクビクせずに撮影出来て、パパ、捗ります。ボディーは消耗品ですがレンズは一生モノなのでタフなら助かります。
ではパシャッとしたのを
F1.8なので、夜、室内でも感度を抑えて撮影出来ます。
ボケ方がなめらかで好き。
子供はまあよく動くので、シャッタースピードを落とせばすぐに被写体ブレしちゃうから、ISOをそこそこあげてもノイズが乗らないのは助かる。
ほぼ肉眼で見ているレベルで写真に残せます。
通天閣がちゃんと認識出来るのには驚き。
画角的に風景はちょっとしんどいかもしれませんが、標準域と言われる50mmは撮りたいものとその周りをいい感じに切り取ってくれます。
屋外の光量ならシャッタースピードが稼げるので、手ぶれの心配はほぼないのですが、動いている被写体もビシッととめちゃう解像感はなかなか気持ちいいです。
流れる水もご覧の通り、曇天の色乗りが一番好きかもしれない。
ガシッと解像するのもいいんですけど、色が素直なのがかなり好み。
ホワイトバランスに関してはもう完全に信頼してオートで問題なし。
この玉ボケ!
夜景を撮るのも楽しくなります。
少ない光でもちゃんと解像するあたり、助かる。
モニターやテレビで見るならISO3200くらいまでノイズは感じません。
逆光。ちょいフレアでちゃってるけど、コレはもう味ですね。
カメラ側の「Dレンジオプティマイザー」を強めにかければ黒つぶれはかなり防げます。
α7 特長 : ソニーならではの先進機能 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
ちなみに、SIGMAの30mm + APS-C だと、こういう感じ
解像感はなるほどさすが!ですが、ツァイスと比べるとボケ味で差が出ますね。
質感や奥行きという感覚的な部分で、システム全体のポテンシャルの差が出ています。
いやそんな感覚的なところええわ、と言う人はSIGMAの30mmおすすめっす。
ようやく目で見ている景色に近い写真が撮れる!
初めて一眼を買ったときに期待した、「記憶に近い記録写真」がようやく残せるなと感じてます。
こうなってくると広角と標準ズームが欲しくなってくるんですけど、無理(笑)買えない(笑)Eマウントフルサイズレンズはまあやっぱり高いですね。
実売6-7万円でそこそこ性能のいいサードパーティーのレンズが恋しくなりますが、これはAPS-Cでカバーして、しばらくの間はこの一本で戦おうと思っております。
個人的には値段なり、値段以上だなと感じた「SEL55F18Z」でした。
SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA フルサイズ対応
カメラ本体のレビューは
「Sony α7Ⅱ」使い始めのレビュー。これは最強のパパカムこれ。
旅行にも持って行ったのでこっちもどうぞ。
日本海側を楽しむのに兵庫ってよいね!旅行で城崎へ文:シンタロヲフレッシュ
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